お久しぶりです。
5月が終わりそうになって、6月にしっかりと足を踏み入れて、今日6月11日が終わろうとしている。「明日やろう」が結局今日になって、やっとこさ5月の振り返り。
日記というものの基本に立ち返ると、その日のことはその日一番覚えているからこその日記であるわけです。しかし、こうやって一ヶ月をまるっと総括するために「何があったっけ」と頭を捻り始めていて、ついには「ちょっと日記でも読み返してみよう」と考えている。手段と目的とか混ざり合って結局どちらもものにできずにいるということです。
ま、起きてしまったことはしょうがないということで、ささっと振り返っていこう。こういうときに写真は役にたつ。
ここで何を買ったのかと記憶を捻ってもあまり思い出せない。高校2年のときにできた京都駅のホーム直結のビックカメラ。5月上旬、いよいよ閉店ということで見納めに行ってきた。入ってみると驚くほど狭くて、これでよく京都ヨドバシができてから10年以上も営業してきたなぁと。ヨドバシが来たからってそんなにすぐ撤退してたまるかという気概なのか意地なのかよくわからないけど、思い返せば何を買ったというよりも、すでに無くなってるけど1階にはカメラの現像専門の窓口があって、そこは高校から大学にかけてよく利用していた。
この写真でいうと、右の奥にシャッターが降りてるところがあるけど、ここが写真現像の窓口で、有人で受け付けていた。写ルンですとか、ヴィレヴァンで買ったトイカメラを高校のときに使っていて、よくここでフィルムを現像した。「あ、こんな風に撮れてたんだ」っていうフィルム写真ならではの経験は主にこのビックカメラで経験した。(でもヨドバシカメラができてからは、ヨドバシに行った。)
記憶が5月ではなく高校時代まで飛んでるので続けると、京都駅はその頃から毎日のように通過、滞在する駅だったので、隅々まで歩き尽くしていて、そしてまた写真もたくさん撮ってきたはずである。周りの友人がほとんど転々と各所へ散ってしまっているいま、ずっとこうして京都駅が生活圏内の最も主要な駅であり続けていることがとても凡庸だと感じつつ、稀有な経験だとも思うわけです。なんだろう、刺激はないけど不満もないというか、京都というのは大体そんな感じ。
やっぱり京都駅は京都駅だなーと、同じような写真を何度も撮ってしまうのは、変わっていないことを確認してほっとしている部分もあるんだろうな。
さて、閑話休題。
少しずつ暑くなってきて(こうやって書いている今はとっくに暑い)アイスコーヒーでも飲みに行こうかといつもの喫茶店に行った。
そういえば、京都国際写真祭(いわゆるKYOTOGRAPHIE)がまだやっていたから、どうせなら1会場くらい行こうかと思い立ち。
感想としては、まぁぼちぼちというところ(雑)。
三条烏丸の大垣書店で発見したサイン本。そういやとっくに読了してるけど感想を書けてなかった。また今度。
三条烏丸の大垣書店は、入ったらとりあえず何か買って出るというルールを自分に課している本屋で、ちょうど良いのがあって購入。自分でいうのもあれだけど老けたら似てると思うなぁ坂本龍一。
5月は写欲が旺盛だった。ちょうど目的地の近くにある日本取引所。これがまだ大阪証券取引所だった頃、ちょうど就職活動をしていた私は、金商法のゼミに属していたから縁を感じて採用試験を受けた。大阪で働きたい気持ちは全くなくて、京阪から雨に濡れずにそのままオフィスまで行けることと、夜勤があって楽しそうというそれくらいのイメージだったけど、役員面接までいって結局落ちるという思い出が出来上がった。学問のことを聞かれてあまり充実した回答をしなかったから落とされたんだと記憶してる。特に落胆はしなかったけど、あの時合格していて取引所の社員として生きていたら今頃どこでどうして誰と生きているのか全く予想もつかない。で、結局また転職に転職を重ねて今と同じ場所にいないとも限らない。人生は不思議だ。
目的地は中之島公園のバラ園。花を撮ろうなんて珍しいけど。
ちょっと枯れかけていて、1週間遅かった感じ。
とりあえずという感じでひとまず振り返ってみた。ほとんどが5月中旬までの出来事で、下旬以降は暑さに負けたのか、忙しさに負けたのか、はたまた単に怠惰な気分だったのか、よくわからないけどブログを書くテンションではなかった。
今は梅雨の真っ只中で明日ももれなく雨だけど、久しぶりに有休だし写真でも撮りに行こうかな。ではまた。