こんばんは。6月の末なので恒例(惰性)の振り返り(繰り返し)です。
前回の投稿で、
『6月は心機一転、梅雨空を打ち破るくらいのポジティブマインドでがんばりたいと思っております。』って意気込んでいました。
ただ、結果的には180度真逆を行きました。
すっかり心まで梅雨空模様、Marloweです。
そろそろ転職しようかなと思ってます。
Marloweは遊牧民族なのかもしれません。
充分に安定していて、休みも取れて、収入も確保できてるんでありがたいのですけど。
なんだろう、村っぽいんですよ、組織が。
一致団結の村なら良いのですが、ばらばらの村ね。
ばらばらなら都会じゃないとさ、村だと妙に居心地悪いというか、要職の人が誰なのかによって組織がふわふわ泳いじゃうわけですよ。
社員数2,000人くらいって、そんな感じなのかと。
とりあえず、Marloweは無名でありたいのですが、隠れられない大きさなのです。
いや、転職ってのは良いですよ、すっかり0になれますから。
退職前には有給休暇を全消化して、長期休暇を獲得したいと目論んでいます。僅かながら退職金ももらえるし。
──ふむ。
人生とは今日一日のことである、って言ったのは誰だっけか。
とにかく──最近欲しいもの、いわゆる「目の前のニンジン」はといえば、退職に伴う休暇と、未知の環境に入り込むという気楽さ、この2つです。
もう年齢も年齢ですので、そろそろ転職も最後かなと思ったりもしています(これは前に転職するときも言ってたけど)。
ということで、6月の振り返り。月の後半は気分が持ち直したのです。
観た映画(ドラマ)
今月から、PS3を友人から譲ってもらったことにより書斎で鑑賞できるようになりました。
リビングでももちろん観れるのですが、Marloweはハムスター的性向の持ち主でして、程よく狭いところが好きなのです(四畳くらい)。
ということで、6月に観た映画ね。
朝のナパームの匂いは格別だ!(I love the smell of napalm, in the morning.)(以下参照)
- 『Apocalypse Now(邦題:地獄の黙示録)』フランシス・フォード・コッポラ/アメリカ/1979年 いやー、やっと観ましたよ!という感じです。Marloweは大学時代に学生映画を撮っていた映画フリークでして、サークルに所属しているときは友人と「あれを観た」「これを観た」と語り合うのが日常でした。そんななかにあって、「コッポラ!」って言っておけばとりあえずスベることはまずない(おっ、コッポラねぇ……ふむふむ……)、いわゆる万人(?)が認める巨匠であります。ほら、ゴッドファーザーって知ってますよね? あれです。とにかくこの映画、たぶん現代の普通の人が観ても全く響かないのですが(?)、映画撮ってたとか、戦争もの大好きとか、サブカル大好きとか、いわゆる主流ではない人にとったら最高のエンターテイメントなんですよ。実際にジャングル燃やしたり水牛を殺めたり、キャストがドタキャンしたりアル中ヤク中セリフ覚えてない撮影前に太りまくってる等々、「撮影現場自体がベトナム戦争」であるという、メタ的にも楽しめる作品です。繰り返しになりますが、主流ではない人にとったら、です。
- 『Good Luck!!』脚本:井上由美子/TBS/2003年 言わずと知れたドラマですね。あんまり(というかほとんど)テレビを観ずに育ってきたMarloweですが、大河ドラマの数シリーズといくつかのドラマは通しで観てまして、このドラマについては何度も(10回くらい?)観ています。ドラマ(人間関係)の王道を行くシナリオと、演出の妙(というか、やっぱり王道)が光る作品です。井上由美子氏の脚本も見事だし、のちに逃げ恥にも関わる土井裕泰氏の演出も絶妙。何といってもね、やっぱりキャストがそれぞれ自身の得意な役柄を演じてます。いかりや長介がいちいち涙を誘って反則レベルだし、黒木瞳はキャリアハイの美しさだし、キムタクはぶっちゃけぶっちゃけ言い過ぎだし、全てのシーンが退屈ではないというパーフェクトなフライトなんです。こうして語ってるともう1周観たくなってくる中毒性すらあります(観ながら書いてる)。あっ、女性にはあんまり響かないかもしれません、なんとなくそう思います。とりあえず、もう一度人生があったらパイロット一択で。
聴いた音楽
No music, no life. ではないけど(「ではないけど」って表現ってさ、結局のところ「でありますが」ですよね)音楽はMarloweを救います。20代中盤から聴いてる領域が広がらないという課題はありますが。。
- 『JORDI』MAROON 5/米国/2021 言わずと知れたポップスターの新盤なのでとりあえずlisten.
- 『[lust]』rei harakami/日本/2005 高校時代にどハマリしたアーティスト。今は亡き、というとことがとても残念ですが。音楽は生き続けています。若きMarloweの内面の世界をひと回りふた回り押し広げてくれた名盤です。ふとしたキッカケで聴き返すことになりました。病みが加速するーーー
- 『Pink Moon』Nick Drake/英国/1972 1972年ってもう50年くらい前だけど、音楽はあまり前に進んでないようにすら感じる、現代人の根源的なところをくすぐってくる名盤。このページに詳しく書いているのでご興味の方はぜひ一度お聴きください。6月はほとんど鬱ってたMarloweなので3倍響きました。
明日から祇園祭が恋しい7月
今年の祇園祭は神事だけ、とのことです。
コンチキチンが聴けなくなって久しいです。
思い出として残るから良いのではなくて、Marlowe的には祭はあくまで祭事であり神事であり、単に記憶に残すことよりも、ただただその時の体験としてくぐることに意義があるのです。
みんなが祭の気分でそこに集ってて、儀式を重んじてる雰囲気がそこにはあるじゃないですか。
原始的な一面が垣間見えるというか、そんな感じ。
あぐらかいて京町家でビール呑んでだらだらすんのが最高なんやで……
この日ばっかりはキリンビールなんやで……
嗚呼、7月……
祇園祭がないと梅雨が終わんないよ……
ということで7月もぼちぼちで。七夕は雨っぽいです。