こんばんは、Marloweです。
前回の投稿では「4月にしては上々」とか言っておきながら、相変わらずの低空飛行です。
サラリーマンしてるかぎりは低空飛行な気がします。
水と怠惰と我儘で形成されています、Marloweです。
でも(?)今月はたくさん本を読んだし、仕事もたっぷり休んだし、たぶん5月病なんだけど、ちょっと変な言い方をすれば5月病を「満喫」さえしたような、そんな1ヶ月。
前向きにダラけた、ということですかねぇ。
──まぁ、月末頃には10年単位で起こるような不思議イベントも発生しまして、んあー、なんだかなぁ!(阿藤快)という感じはありますが、そのイベントによる傷心というか失望というか虚無というか、何かよくわからん感覚さえもプラスに変えていける超絶楽観Marloweによる2021年5月の振り返りです。
読んだ本
今月は本をたくさん読んだよ!(ちょっとキャラ変えてみた)
ちょっと長くなりそうなので読書に興味ない人は次の区切りへどうぞ。。
- 『1%の努力』ひろゆき/ダイヤモンド社/2020 最近の自分のなかで「時の人」となりつつあるひろゆきこと西村博之氏です。知名度はどうなんだろう? Marloweは(当然?)以前から知っていたけど著作や動画などを見始めたのは最近です。そのキッカケを思い出せずにいるけど、たぶんyoutubeで「おっさんがビール呑みながらしょうもない話をする」という動画を見かけて「ああ面白いやん」となって、延々と垂れ流して聴いてる次第です。で、この『1%の努力』って本は最近本屋で平積みされているくらいには売れている本であります。要は「99%の努力と1%のひらめき」というのは、発明家エジソンの有名な言葉だけど、この真意を誤解しているぞ、というのが言いたいところかと思います。本当は「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」ということみたいです。Marloweがとてもシンパシーを感じる主義・主張をお持ちですので、ぜひとも読んでいただければというところです。好き嫌いが分かれる、とは思います、はい。
- 『照柿』髙村薫/講談社文庫・新潮文庫(上下で別の版元のを購入するという凡ミス)/1994 いわゆる「合田雄一郎シリーズ」です(知らんか)。おばちゃん(失礼)のくせして男のことを痛いほどわかってる女性作家です。私は普段ほとんど女性作家の本を読まないのですが、この著者のは別で、他に『レディ・ジョーカー』などは読んだことがありまして、どストライクな作風であります。なんだろう、大衆迎合しなくて、自分が書きたいこと、正しいと思う書きぶりを貫く姿勢は「漢」やなぁと思うところです。今作は75点←
- 『正欲』朝井リョウ/新潮社/2021 なんだろう、あんまり好きな作家ではないのですが、好きな情報だけ取り入れるという生き方はナンセンスだと思ってるので、そんなナンセンスさを覆すためにたまに読む作家の一人だったりします。センスは悪くないんだけど、深みにかけるというか、血を流していないというか、そういうところが好きじゃないんだけど、上手いとは思います、はい。でも最近の若者にとったら、このボリューム(文量、分厚さ)さえも高い壁なんだろうなと思ったり。
- 『人新世の『資本論』』斎藤幸平/集英社新書/2020 新書大賞2021を受賞した作品です。なんだろう、右翼の人からしたらいわゆるパヨクというか、左寄りに見えるかもしれないけど、資本主義を理路整然と論破した名作だと思います。牛肉食うのやめようなかなーと思いつつ、まぁ食べるけど。でも次は新車でSUV買うのはやめて中古のMT買おうかなって思ったりもしてる(ただの好み)
- 『無敵の思考』ひろゆき/だいわ文庫/2017 上の『1%の努力』に比べたら10分の1くらいの内容でした。まぁもともと近い思考をしているため新味がなかった、ということではありますが。
ということで、5月はそれなりに本を読みました。えらい。
観た映画
1つしか思い出せないなぁ。
これとて今月初めて観たわけではなくてたぶん5回目くらいなんだけども。
ちょっと前まではサントラがApple Musicで聴けてたんだけど聴けなくなって、韓国にもし行った際はおそらくサントラCDが売っているので是が非でも手に入れたいところです。
『私の頭の中の消しゴム』で有名なイ・ジェハン監督作品で、西島秀俊とミポリンこと中山美穂が叶わない愛を交わすという話であります。
なんだろうな、原作が辻仁成ということで筋書きありきの映画ではありますが、タイで撮られてて映画というか映像、音楽、照明等々、映画としての出来は上々だと思ってまして。
観るたびにずーんとくる映画です。
タイってのは人を惹きつけるものがあるなぁ。
あと、繰り返しになるけどBGMが巧みなんだわ。
私Marloweはどうしようもない男の話が大好物であります、はい。
だってさ、男ってそもそもどうしようもない生き物でありますから(開き直り)
ハプニング
ちょっと意味不明なパラグラフになるかと思いますが、ご了承ください。
読み物としてはゴミですが、個人的な記録としてはとても有益なものですので。
──さて。
基本的にMarloweは自分から友人などにコンタクトを取らないし、携帯なんかなくたってそれなりに生きていける(というか快適に生きていけさえしそう)と思っております。
が。
突如としてその平穏なデタッチメントな日常は乱されるわけです。
先日は、もう気分的には10年くらい前に付き合いの終わった人から連絡があるなどして(正確には7年前?)んあー、なんだかなぁ!(阿藤快)という感じになった次第です。
いやさ、基本的に誰のことも恨まず、そして多くの人を傷つけつつ生きてきた自分ですから、こういうイベントは時として起こって然るべきとも思います。でも、こっちだってそれなりの想いがあっての数年だったわけで、うーん、時間は多くのことを解決してくれる一方で、同時に多くの悲しみや恨みを保存し続けるなぁと思ったわけで、なんというか、人と人はなかなかわかり合えないなぁといいますか、愚かなときにしでかしたことはそのまま失敗として他人のなかに生き続けることもあるんだなぁと、要は時間の功罪について今一度思い知ったわけであります。
普段から人の忠告など全く、本当に寸分も意に介さずな私ですが、今回の出来事は軽く一発神様からビンタを食らったといいますか、過去の自分の尻拭いをしたような、そんな気分です。
確かにまぁ2万%自分が悪いのですが、人って失敗するじゃんかよ、俺だけがそのとき完璧であるべきだったのかよと、そう言いたくなるわけです。
こっちから見た風景とそっちから見た風景は違う──そんな当たり前の事実を人間は忘れてしまいがちです、良くも悪くも。
いらぬ期待はさせるべきではない、口は災いのもと、若気の至り──などという多くの一般常識的な不文律を犯した若きMarloweの失敗が、タイムスリップして飛んできた感じです。
なんだか赤裸々(全く細部は語ってないけど)なパラグラフとなりましたが、本ブログは記録的な意味合いもあるので、読むに値しない駄文として読み流していただければと思います。
受けるべき報いというか、目を覚ますべきなんだなというのが意識付けられたことをポジティブに捉えてもいるので、確かに凹みましたが、悪くないハプニングだったとは思います。
ふぅ。なんだかなぁ(まだ言うか)
努力が自分を裏切ったことはない、という基本的な事実に立ち返ってみる
新しい年になって5ヶ月、新しい歳になって2ヶ月が過ぎました。
31歳と2ヶ月です。
最近努力してるかと言ったら、してないです。
楽しくぼんやり生きています。
でも、やっぱりMarloweは自分に軽くムチ打ちながら生きてるくらいが気持ち良いといいますか、適度な幸福感を感じやすいので、6月は心機一転、梅雨空を打ち破るくらいのポジティブマインドでがんばりたいと思っております。
前章のビンタがあったから、でもありますが。
本も以前より読めるようになったし。。。
ということで、6月はがんばります、はい(たぶん)