こんばんは。
もう師走ということで、そろそろ2022年を振り返ろうかと、記録のネタには事欠かない年末年始を迎えようとしている。
でも、2022年の振り返りの前に、すーっと一呼吸しようと思い、今日は有給休暇をとった(本当の理由は、日本代表の試合が深夜にあったから)。
別に大層な振り返りをするわけでもないけど、まだまだ2022年を振り返ることができないなぁと感じてる。それは日本代表のW杯が終わって間もないし、我らが京都サンガF.C.の来年の体制も未確定だし(パトリックや一美の加入は◎)。
そもそも振り返るほどの起伏も達成も失敗もなかったような、そんな2022年だったからかもしれない。
ただ、とにかく、振り返る気分になり切れていないというのは、もう師走だというのに身体が追いついていないことの裏返しなんでしょう。
全体的にスローな日々が定常化したのが2022年だったのかな。
最近
純粋に、「最近」を記してみよう。シンプルに。
- 身体が怠けている
- 久しぶりに読書した
- ピアノ・ソナタを主に聴くようになった
- 相変わらずウイスキーを飲んでいる
何か切羽詰まったタスクがあるわけでもなく、ネガティブにいえばテーマのない日々がゆるっと続いている日常である。
そりゃ身体も怠ける。
しかし本は久しぶりに読んだ。
村上春樹の作品はほぼ全て何度も何度も読んでいるけど、割と高い頻度で定期的に読みたくなる作品。
とはいえ、通読したのはまだ3回目だった。
物語の断片が頭のなかで何度も再生されていたから、何度も何度も読んだ錯覚に陥ってたのだろうか。
高校3年生の5月に読んで、大学1回生の12月に2度目を読んでいる。
どっちも2〜3日で読んでるんだから驚きである。
青春の尊さは可処分時間の多さを根源としているな。
肝心の読後感だけど、すでに人格や自我が凝り固まったオーバー30の男が読んでもそれなりに染み入ってきた。
こういう物語に感度や吸収力の高い年代において初めて出会える、そんな若者や子どもたちが羨ましく感じる。
哲学の道を再訪する
前回訪れたのは5月だった。
このときの写真は新緑が眩しい。
今日はもう紅葉も終わっただろうと思いつつの再訪だった。
このあたりは紅葉も遅れてやってくるのか、まだまだグラデーションも見られる様子だった。
気温差が少ないのか、理由はよくわからない。
哲学の道に来たら足が向くのは法然院。
風で葉が落ちてきて、日差しも綺麗で。
近所に居を構えると有り難みが薄れるのかもしれないけど、哲学の道の近くに家を買うのが目標だったりする。
半年前に訪れたときも感じたけど、哲学の道のエリアはやっぱり異界というか、地形的な要素とか色んなことが良く作用して、素晴らしい空間にどっぷり浸ることができる。
このあたりを訪れると、このあとどこに行こうかと悩んでも結局、ここに勝るところはないだろうと。
後味が悪くなるのを忌避して家に帰るのが常である。
次は吉田山かな。
12月というと、冷え込んで冬が深まって……寒い印象があるけど、すかっと晴れて日差しに力がある日なんかは空気が澄んでいて、歩いていてとても気持ちが良い。
師走もそう悪くない。
次はどこ行こうか。年内にもう1回くらいフラフラする暇がありそうなので、またカメラ片手に散歩を愉しんでみようと。
それではまた。