さて、まずは前々回の投稿ですが。
4月は誕生日で歳を重ね、そしてまた見田宗介氏の訃報もあり、ちょっとした学問ブーストがかかっていました。
ちょいと引用すると、
GWはどこにも行きませんが、冒頭に友人の結婚式があり、高校時代の友人達とフットサルをしたりと比較的社交的なイベントもあるので、体調に一層気を配りつつ(恐るべき)夏へ向かっていくための体力をば養っていこうかと、そういう32歳のMarloweです。
ってことでした。
学問ブーストとしては下にも書くけど、小説をいくつか読めたし、もちろん見田宗介の再読もできたし、及第点を与えたい。
しかしまぁ、体調に一層気を配りつつ、というところね。
早々の5月のまとめとしては、この体調に気を配るということが達成できなかったという、そういうことなんです。
いや、自分自身の体調はすこぶる堅調でしたが、家庭内で2度目のsars-cov-2の感染がありまして。私は陰性ではありましたがもれなく濃厚接触者ということで、仕事をしばらく休むことになり、GW終りから全くゴールデンではない休暇が続くことになりました。
いわゆる5月病に罹患することはなかったけど、本物の体調不良に日常が侵食された期間でした。
まぁ職場には迷惑をかけましたが、悪いことばかりではなかった(何事においてもMarloweは楽観的なのです)。
まず、カメラを購入しました(今年4度目の保険金を原資として)。
5月の振り返りっていうよりも、カメラを手に入れた高ぶりから書かずにはいられないだけかもしれない。
Ricoh GRⅢx(おかえりGR, はじめまして(new)GR)
「機は熟した」とは言いますが、Marlowe的には熟れ過ぎて甘ったるいメロンと化したような時期ですが、カメラを買いました(重要なので太字とアンダーライン)。
このブログを立ち上げて2年数ヶ月になるけど、立ち上げた当初からプロフィールで「買いたい」と書いてて、それ以来ずっとノーカメラライフだった。ようやくですよ。
撮りたいと思うものと、その手段としてのカメラがやっと決定されたってことです。随分と時間がかかりましたが。
今回購入したのは以前(2度も)所有していたGR(APS-C初代)とは異なり、GRⅢxです(便宜上GR3xと書くよ)。
処理速度、フォーカス、画質、手ブレ補正、ちょっとした小型化など、ぐっと進化したやつで、それも「x」がつくのは28mmではなく40mmという、これまでのGRをGRたらしめていた画角からextendedしたものという。
毎年アップデートされるiPhoneなんかには辟易していて、アップデートという言葉が嫌いになりかけてるけど(それでもAppleユーザーだけど)今回のアップデートは素晴らしい。
なんせ2013年から(あいだにGR2があれど)2019年までモデルチェンジしなかったわけですから。
iPhoneのモデルチェンジとはわけが違います。
すでにスマホに食い荒らされているコンデジというマーケットで、かつ単焦点(ズームができない)で、動画性能はポンコツイマイチなわけで、10万円オーバーで。
──そう、誰が買うねん、と。
しかしまぁ、GRファンというのはカメラ好き界隈では根強く存在しているわけで、それ故に会社が買収されようが、細々と粘り強く開発が続けられ、今日に至ります。
この辺のことはもう語る必要がないでしょう、GR3とかGR3xってググればあちこちで熱く語られていることです。
まぁとりあえず初日の写真を見てくださいよ。
どうですか?数年間カメラを持っていなかった奴にしては上手く撮れていませんか?
とりあえず京都駅だな、ということでふらっと撮ってきたんです。高感度でも違和感なくいけてるでしょう。
なんせ、新たに搭載された手ブレ補正ですよ(いつの時代の売り文句か、という感じですが、これまでのGRには非搭載でしたから(それが男気、みたいな側面もあった)。)京都駅を知る人であれば、最後のショットがエスカレータに乗りながら撮られたものであることがわかるはず。でも、ほんの少しだけ流れてるだけで(それとて等倍表示しないとわからないはず)大きくはブレてないでしょう?
30分の1秒でこれです。おかげでISO640止まり。ほんとは1600くらいまで上げてもっとシャッタースピードを上げても良かったところ。
うーん、楽しい。
どうでもいいけど、京都ヨドバシのこの一段下がって奥まっている建物の構造が大好きである。奥まっているのに入りたくなる。そして何か買って出てきても、すぐメインストリートに出ないことがほっとする。昔はここにプラッツ近鉄なる百貨店があったんだよなぁ。
16:9でトリミングするとたちまち雰囲気映画感を抱かずにはいられない学生映画出身者の性など。
とにかく。初日から身体に、右手に馴染むあたり、さすがGRである。
これからこのブログは副題として「GRⅢxで切り取る日常」を標榜して運営していきます。
(ネタ探しというか、根がインドアなので素材が枯渇しそうで少し不安)
森博嗣という作家に手を出した5月
「すべてがFになる」という処女作で彗星の如く現れ、今はもう半分くらい隠遁している作家ですね。
久しぶりにミステリーを読んで面白かったので、古本で買い漁り読む日々です。
こういう転職作家が好きです、基本的に。
ミステリーにも教訓や学ぶべきところがあります。一方、それらを全面に押し出してくるような「THE 小説」を読むにはすでに大人になり過ぎているんだろうなって。
今3冊目に突入してるけどこの「すべてがFになる」がいまのところ最も秀逸に感じる。
※「ビールは1杯目が美味い理論」によるところもあるだろうけど。
ま、6月以降もぼちぼちやっていきますよ。