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RICOH GR3xで切り取る日常

2022年6月の振り返り

水無月。

水が無い月、なのか、水な月、なのか…諸説あるそう。

そんなことはどっちでも良くてとにかく暑いってば、というのが私見です。

先月やっとカメラを手に入れたけど、今月も暑くて思ったよりスナップを撮りにいけてないのが実情。それでもまぁ別の用事で行く先々にてちょっとしたシーンをカメラで撮れると「うん、これこれ」としっくりくる。スマホではこうはならない。

ただ──スマホはカメラではない、というのはいつか死語になるとは思います。

ハイブリッドカーは車じゃない、というのが死語になったように。

ただ、この風潮に対して、カメラはやっぱりカメラなんだよな、ということをあえて言いたい。

最近は何でもできる端末が増えてきた。腕時計で心拍数や酸素濃度を計測したり、スマホや指輪で支払いをしたり…「多機能が善」ということだろうか。

私が持ち歩くRICOH GR3xは決して多機能ではない。

動画機能は技術的に可能だから付加されてるだけで全く優れていない。

液晶画面も動かないし、ズームもできない。

ぱっと見る、撮りたいと思う、撮る……という一連の作法について(だけ)とことん考え抜かれたガジェットです。

このシンプルな作法が美点だということです。

RICOH GR IIIx, 40mm, f8.0, 1/80sec, ISO200

そういえば先日、マイカーの定期点検のため訪れたディーラーで、何か試乗しますかと担当氏に聞かれて選んだのがロードスター(MF)だった。

この車もGRに似てて、要はただただ走れるだけなんです。

積載性なし、快適性なし、静粛性なし、走り抜群。

アクセルを踏む、クラッチを踏む、ギアチェンジする、クラッチを戻す…シンプルな作法。

野球で言うとストレートしか投げないピッチャーか、あるいは抜群の一球種を生命線として活躍する選手か。

とにかく気持ちよく走ることを追求した車。人馬一体とも評されますが、まさに。

ロードスターはガソリン車が新車で買えなくなる前に買おう(小声)。

とにかく自分はあらゆるジャンルにおいて、そういう「多機能ではない何か」に惹かれがち。

言い換えると…「不器用にも本質を追求している何か」。

RICOH GR IIIx, 40mm, f2.8, 1/200sec, ISO100

RICOH GR IIIx, 40mm, f2.8, 1/30sec, ISO500

6月には急遽、故郷に帰ることがあった。

相変わらず方言が復活するから不思議。

RICOH GR IIIx, 40mm, f2.8, 1/400sec, ISO100

RICOH GR IIIx, 40mm, f2.8, 1/250sec, ISO100

半分くらい散った紫陽花を見に行った。

演出が過ぎるし拝観料も高かったけど(色んな意見があるだろうけど寺や神社に拝観料は不要と思ってる)、ほれ、撮りたいだろう?と誘われてついつい撮ってしまうフォトジェニックな仕掛けに弱い。

こういう写真は撮らないようにしようと思った。

RICOH GR IIIx, 40mm, f3.2, 1/1000sec, ISO200

RICOH GR IIIx, 40mm, f2.8, 1/250sec, ISO200

最近、緑色が好きになってきた。

ありがちな帰結ですが、書斎に観葉植物を置くようになった。

誰かが何をしたとか、社会的な何かで時の流れを感じるのも大切だけど、ちょっと茎が伸びたとか葉や芽が出てきたとか、そういうことで感じるほうが生物として本質的な気がする。

たぶんとても鈍っているであろう五感を復活させるのが当面のテーマ。

今年の夏はバテないぞ。

RICOH GR IIIx, 40mm, f8.0, 1/400sec, ISO100

RICOH GR IIIx, 40mm, f8.0, 1/250sec, ISO100

背中を見せられてる写真のほうが好きなのは、自分自身の、世界に対するスタンスそのもの。

こちらはいつも観察者で、そこに対話はない。良くも悪くも。

ただ、子どもは別かな、とも思ったり。