こんばんは、Marloweです。
まさに今。
ちょっと心境というかコンディションというか、何かしらに変化があったのか、ふと思いついて何かを書き出そうとしています。
しかしまぁ題材となる写真もないので今日はNo imageでいきます。
あまり読む人のことを考えず、あくまで自分用に、備忘録的に書くと思うので、読んでもつまらないと思いますが悪しからず。
ふと思ったこと
前回の記事では「あえて元気をなくして本質的な何かを探してる」と、どこか難しそうなことボヤいておりました。
ふと思ったのですが、正確には「あえて元気をなくして」ではなく、「あえて意識高いことはせず」でした。
今は書斎でぽつぽつタイピングしているのですが、私の右側には自分より高い本棚と、たくさん(数百冊?)の本が並んでいます。
すべからく背表紙がMarloweのほうを向いて鎮座しているのですが、彼らの中身が私の記憶に根付いているかというと、それは怪しい。
血肉、骨には染み付いているのでしょうが、実生活で「活用」はしていないです。
そしてふと思うのです。
「私はなぜここまで意識を高く保ち続けていたのか?」
背表紙たちを見ると、こう思うのです。
「こんなにつまらなさそうで、実益のなさそうな本、なんで読んできたんだ?」
いや、そりゃ教養と言ってしまえばそうなんです。教養はたしかに一つずつレンガを積むように、築き上げられてきたと思います。
ただ、それは実生活で「直接」生きてくるものではありません。
……もちろん、私の人格や振る舞い、仕事振りにそれらが「間接的に」滲み出てくることは否定しません。
これは自分で言うのもあれですが、そんじょそこらの人(一般人、いやゆるパンピー)には備わっていない、まずまずのバックボーン(骨格みたいなもの)だと思います。
じゃあ、それをなぜ以前のMarloweはひたむきに吸収してきたのか?
…………ここなんですよね。
なんで教養を得ようとしてきたのか?
これが大切な問いであり、問題なのだなぁと。
自分が最近「低空飛行」を続けてきた理由がなんとなくわかりました。
(もし)環境が変わらないなら、ずっと優位性があるなぁと思って「しまった」
Marloweは2回転職してきました。現在の職場は3つ目です。
規模としては、今の職場が一番大きいです。2000人ちょっとかな。
今は辞める気がないし、辞める理由も行きたいところもないです。
そんな状況で思うことは、(もし)環境が変わらないなら、ここではずっと優位性があるなぁと、そういうことなんです。
あくまで相対的にですが、イージーすぎるのです。職責とか仕事の内容が。
極論を言ってしまえば、サラリーマンというのは本質的に「代替可能性」を潜在的に備えているべき就労形態です。
代替可能性のないサラリーマンがもしいたとしたら、その組織は組織として不完全です。
だって、その人がいなくなれば組織が上手くいかないんだから。
これってちょっとしたジレンマです。
サラリーマンとして優秀に働こうとすればするほど、替えが効かなくなって、組織としての安泰を脅かすことになるのですから。
仕事を頑張る人って、結局のところは自分としては素晴らしいんだけど、この代替可能性を考え出すと未来永劫、優秀な後輩を育てないといけなくなるわけです。
これってほんと無理ゲーです。
自分が優秀になればなるほど、優秀な後継者を育てて、それまた後継者を育ててもらって……となっていくわけですから。
……そう。サラリーマンの限界にMarloweはぶち当たってるのです。
改めて思いました。転職することによって何度か刺激を得て、日々のモチベーションを蘇生してきましたが、これはそもそもの就労形態を見直さないと抜け出せないのです。
わかってたことですけどね。ええ。
Marloweは自分だけが良ければそれで良い、と考えられない人間なのです。
組織において完璧な人間というのは、代替可能性を高めつつ(俺じゃなくてもできる環境を整えつつ)レベルの高い仕事をやり遂げて、後継者にもそれを達成させることにあるのです。
……全然かっこよくないよね? そうなんです。ヒーローって存在し得ないのです。
もしヒーローが存在したとしたら、それは代替可能性を生み出せていない(目立ってしまっていて、後継が育っていない、周囲が追いついていない)という点で、不完全なのです。
あーー。やっぱサラリーマンつまんねぇや。あくまで個人的感想ですが、サラリーマンってほんとむなしい生き物だわ。
多くの美談でいくら盛っても、所詮は組織の人間なんですね。
それなら一人でしがない喫茶店でも経営しているほうが、よっぽど美しいし、人生と直結していると思ってしまうんだよなぁ。
じゃあ何をするんだよMarlowe
そこが問題です。
いつの日か今の職場をやめて、個人事業主なり何なりにならないと、全然生きてる心地がしないんです。
ということで、引き続き元気を失いつつ(意識を高く持たずにいつつ)現況から「脱出」する術を考案する日々を送ることとします。
結局ここで初めに戻りますが、Marloweはつまるところ、いつしか独力で生きていくために、組織に属せず生きていくためにたくさん訳のわかない本を読んで、ひたむきに成長しようとしていたのではないかなぁと、そういうわけです。
吸収したことがそのまま実になるような、そんな生活が憧れだったんです。
たぶん。
ふと思ったことでした。まる。
それではみなさんご機嫌よう。
あ、最後に追伸
サラリーマンって、しかしながら、プライベートを第一に考えると生きやすいと思うのですよ。いろいろなことも所詮は組織の問題だし、それほど重要なことを全人生で背負い込むこともないし、場合によってはプレッシャーは皆無だし。
会社員として生きている皆さんは幸せになるチャンスが多いはずです。
まずは幸せになること、これが大切です。
そしてMarloweは幸せを突き抜けた人間なので、もうちょっと迷子を続けることとします。
この迷子的状態が冒険的状態に変換されるように、とりあえず一瞬だけ祈ります。
それでは2回目のご機嫌よう。