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RICOH GR3xで切り取る日常

2021年7月の振り返り

明日で7月最終日ですね。

これで2021年の12分の7が終ります。

2021年の約58%。

時間が進むことに焦りすら感じてた去年までとは異なり、今年は何も感じてない。

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暑いのがとにかく苦手。緑はきれいだけど。

気持ちだけ焦っても何も変わらないということにようやく全身が気づきつつある。

つべこべ言わずにとりあえず7月を振り返ってみましょう。

観た映画

空の青さからして罪

  • 時をかける少女細田守/日本/2006年 「Time waits for no one.」というウルトラ級の名セリフに集約される作品ですね(個人的見解)。毎年この季節になると「観ざるを得ない」作品。とにかく時は待ってくれない──例えば全ての夏はいずれ終わりゆく季節であるわけで、例えばすべての青春は終わりゆく時代であるわけで。終りがあるがゆえの美しさ・儚さを、人に自覚させる良作中の良作。

是枝監督の真摯な映画作りが大好き。

  • そして父になる是枝裕和/日本/2013年 子どもの取り違えというキャッチーな主題から派生した多くの示唆で溢れる良作。福山雅治尾野真千子真木よう子リリー・フランキーというキャストをもってして、父母の有り様の〈対極〉を上手く表現した名作です。全ての親が観るべき教科書的なコンテンツとして完成してるような気がするなぁ。血縁という「絶対っぽい何か」に対して強烈なアンチテーゼを投げかけた名作中の名作(表現ダブり)。

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生まれ変わったらパイロット一択。

  • 『catch me if you can』Steven Spielberg/米国/2002年 題名の英語は「できるもんなら捕まえてみろ」の意味。鬼ごっこの時の掛け声で、日本語の「鬼さんこちら」に当たる今作。ディカプリオ、トム・ハンクススピルバーグという組み合わせで面白くない訳がない。学生時代に映画撮ってた勢の一員としての所感は、とにかくスピルバーグは「早撮り」で有名でして、どんな映画もちょちょいと作り上げてしまって、それでいて面白い、ほんとズルい才能よなーって感じです(ここに早撮りの逸話がある)。そりゃ金と時間をかければ凡人でもそれなりに上手くいくのですが、それを職人芸のようにパパっと短時間で仕上げるというのは、それはそれで凄まじい芸術だと思うのです。「才能」は「速度」と切り離せないよなぁとつくづく感じます。

麒麟がくる(違う)

  • シン・ゴジラ庵野秀明/日本/2016年 SFはあんまり好きではないですが、このゴジラは怪獣モノではなくて政治モノです。長谷川博己演じる矢口蘭堂のような政治家が現実的に存在するかといったら疑問ですが、後の明智光秀に通ずる(?)信念を曲げない主人公が活躍する或る種のヒーローモノだったりします。政治家モノというよりかは役人モノですかね。もう何度も観ている作品ですが、何度観ても飽きない造り込みが沁みる作品です。

  • レディ・ジョーカー』原作:高村薫/日本/1997年 高村薫原作の合田刑事シリーズのWOWOW連ドラ化作品。原作である小説自体が1997年に第52回毎日出版文化賞を受賞、1998年に「このミステリーがすごい!」1999年版国内編第1位を獲得するなど、すこぶる面白いのです。あと、これがとある実話を参考としている点も外せない。まぁ一番良いのは原作である小説を読み込むことなんですが、サラッと振り返るのにこのドラマは便利な存在であります。

読んだ本

あんまり本は読んでないけど、今月は安西水丸にハマってました。

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  • 『青の時代』安西水丸/青林堂/1980年(2021年クレヴィスにて復刊) 知る人ぞ知るイラストレータ安西水丸。残念ながらすでに鬼籍に入っておられるのでこれから新しい絵に出会えることはないんですが、最近は「まだ見ぬ水丸」を探して本や雑誌を買い漁っております。なんだろう、線が生きてるんだよな、うん。線に意図を練り込めるというか。

うーん、これ1冊しか読めてないや。雑誌は読んだけどノーカウントで。

まぁ7月は毎年こんなもんだろう。

しごとのこと

今月はより一層転職を決意した。記録的な意味で、ここに書いておこう。

環境が気に入らないなら選択肢は2つ。独力で環境を変えるか、立ち去るか。

Marloweは転職を決意しますた(次のところに受かったわけではない)。

まぁ転職は次が最後かな、年齢的にも。最後じゃないとしたらその次は独立だわ。

もし次が決まったら4社目。

仮死状態だった昨年8−10月を越えるには

去年の7月の振り返りの日記を読んでみて、ほとんど同じようなテンションだったので、人間(の習性)がいかに変わりにくいかがよくわかります。

去年はなんだかんだ8月以降もそのまま低空飛行でした。

こうして日記を書いていると過去の自分を思い出せるし「同じ轍を踏まない」ことの助けになります。

まだまだ夏本番ですが、今年こそは(これ以上)バテずに乗り越えよう。

体力つけて、仕事ちゃんとして、リフレッシュ的な転職(?)も見据えつつ、Marlowe2021の残り42%を良きものにしていこう(Tokyo2020的な)

精神的な志向は限りなく0度に近いけど一応右肩上がりだし、うん、悪くない。

ちと思うことのメモ

カメラ欲しいなーと思ってずっと所望してますが、実はいらんのじゃないかって、そういう一人問答を続けてます。

最近撮れる写真ってさ、現実をデフォルメしたものが多いじゃん?

Marloweは現実をデフォルメ(誇張)したいとは思ってないんだよな。

求めてるのはとことんリアルなものの記録。

いつかこのデフォルメブームが終わって、徹底的なリアリズム(現実の色を記録する方向性)を追求する方向に切り替わると思ってます。

そしてまた今に似たデフォルメブームが来るんだろうけど。

Marloweはリアリズムのほうが好きだ、ってことをメモ的に記しておこう。

──ということで、ご機嫌よう。