おはようございます。Marloweです。
昨日7月31日は、後輩が仕事を辞めると聞いてがっくしきていたからか、はたまた一昨日に久々に身体を動かして疲れていたからか、ふと横になってすっと寝落ちをしていました。
今は8月1日の夜明け前。朝の4時です。
さ、ブログでも書こうかという気分ですので、7月を振り返っていきます。
よく考えればいつもこんな感じかな、という7月
6月を振り返る際にも書いていましたが、仕事は落ち着きました。
ですので、残業もほとんどせず時間はあったのですが、あまり調子は良くなかったです。
とにかく精神的に参っていた。生きる活力に乏しかったです。今は世の中コロナコロナで、皆さんもそれなりに参っているのではないかなぁとも思います。コロナ鬱、という言葉も目にします。
ただ、終盤から少しずつ復調しまして、今は元気です。
大体Marloweの1年というのは30年も生きているとそれなりにパターン化されているようにも感じていて、例年4、5、6、とバタバタして、7月は落ち着いて、一転して精神的に駄目になる月であるような気がします。
でも、こうやって8月冒頭にささっと振り返りができているあたり、少し復調の兆しみたいなものはあるのかなぁと思います。
よって、終わりよければ全て良し、という言葉はあまり好きではありませんが、及第点を7月には付けたいと思います。
読んだ本
精神的に駄目でしたが、本は読んでいました。
- 『ノルウェイの森』村上春樹/講談社/1987年
- 『一人称単数』村上春樹/文藝春秋/2020年
- 『天才たちの日課』メイソン・カリー/フィルムアート社/2014年
- 『三四郎』夏目漱石/朝日新聞(刊行:春陽堂書店)/1909年
『ノルウェイの森』は5回目くらいの通読です。4回読んでいて見えなかった風景が新しく見えて、自分の成長を少し感じました。と同時に、成長するには多くの痛みが伴うんだなぁと、あらためて愕然としました。
『一人称単数』は同じく村上春樹の短編集です。これは秀逸でした。全体的に死が漂っているなぁと思いました。これでまた少し精神的にずーんときました。良い意味で(良い意味で精神的にずーんとくる、ってどういうことだ?)
『天才たちの日課』は素晴らしくつまらない本で(素晴らしく、ってのが大切)、まさしく天才、偉人たちの日課をつらつらと記録したもの。これだけの人数の著名人の日課をよくもここまでまとめられたなぁと感嘆します。とてもパーソナルな領域に限定した『世界の車窓から』みたいな感じです(みたいな感じ?)。○○は朝まず起きて…というのが延々と続く良作です。習慣って大事。何かを生み出す、成し遂げるのは唯一、習慣に他ならない──そう言っても過言ではないかと。
『三四郎』は途中です。前回読んだのが初めてでこれが2回目。初めて読んだのは高校2年生の3月です。ずばり17歳! ……じゅ、じゅうななさい!?って感じるくらいには老けたんですね。こないだまでは17歳だってそう遠くない数年前の過去だったのにね。
8月も本は何冊か読むと思います。夏休みですし、どうせどこも行けないですし、じっと本を読むのには最適かと思います。
観た映画
精神的に参っていたので、何も考えずにぼーっと映画観ることが多かったです。7作。
- 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』久しぶりのスピルバーグ映画。あー、なんかすっごいスピルバーグ…って感じの映画です。これ、脚本執筆から仕上げまで9ヶ月という、思い立ってすぐ作った!という作品でして、スピルバーグってすげぇなぁって思います。
- 『スノーデン』3回目くらい。これ観るといつも携帯とかパソコンのない世界に戻らないかなぁって思う。家に固定電話があるくらいの、あの日常で良いのですよ……。
- 『ジョーカー』オチを言うとあれなのですが、まぁあんまり万人が好くような映画ではないかと思います。Marloweはこういうの好きです。ただ、ちょっと雑かな、と思うところもあった。
- 『アメリカン・スナイパー』自分が精神的にあれだったせいか、ジョーカーといいこれといい、精神的にちょっと難を抱えた映画を観がちでした。
- 『天気の子』珍しくアニメ。新海誠映画。前前前世のほうが良かったかな。いや違う、君の名は。だ。
- 『タクシー運転手 約束は海を越えて』こういう歴史があった、ということを学ぶのは大切だなぁと思わせる良作でした。韓国映画は最近良いのが多いですね。邦画がんばれよー。
- 『マチネの終わりに』原作を借りて読み直していますが、映画はうーん…という感じでした。筋は悪くないんですが、邦画ゆえにスケールを描ききれてないというか…細かいところで粗いというか。原作に期待。
映画は良く観ましたね。今月はもういいかなって感じです。
8月は切り替えの月だったりする
Marloweは夏はあまり好かない季節ですが(暑いのが苦手)、8月はそうでもないのです。
9月はMarloweが劇的に復調していく月ではありますが、その前月にあたる8月もまた、嫌いではないのです。
8月はまぁ仕事もぼちぼちで休みも多いです。さりとて暑いのが嫌いなのと、友達がいない(いないではないけど人付き合いが皆無)のでアクティブでもないです。
じゃあ何かって、8月は思いを馳せるのです。何にかって、死に思いを馳せます。
ちょっと真面目な話、8月は戦争が想起されるんですね。
あと数字の8は4かける2で、死(4)が重なってるし、祖父の命日もあるし、とにかくMarlowe的には8月は死者の月です。
暑さの盛りに達して苦しい月ではありますが、世間のなんやかんやからちょっと距離を置いて、涼しい心持ちで大切なことを見つめ返す月にしようかと思います。
何かと体力を消耗しがちですが、栄養をしっかり摂って健康にいきましょうということで、7月の振り返りでした。夜が明けてきた。