こんばんは。
夏の終りが捉えきれないのは今年に限ったことではなく、いつしか秋がとても薄くなっているここ数年。四季という言葉にもどこか違和感があるけれど、ひとまず夏は終わりを迎えつつある。
今月は8月の浮き沈みの激しさの余韻を引きずって始まり、仕事にプライベートにとあまり暇がない日々だった。合間にご褒美のような休息があったので、そこで短い息継ぎをしながらなんとか残暑を乗り切ったように思う。
春先から続けていた走る習慣はすっかりなくなって、身体は体力の余白をすっかり失った。ただ、その余白のおかげである程度乗り切ることができたのも事実で、来年以降これを教訓として活かせるかどうか。
とりあえず、気持ちの浮き沈みはあれど身体的に深刻な夏バテのない夏だった。
中秋の名月は曇り空の隙間から。
とても明るくてまるで昼みたいで。
今月は常に少し空の近くにいるような、ちょっと浮遊感が全体のトーンになっていた。
ずっと空近めで、地上から浮きがち。
しかし、9月にしては涼しさが足りなかった。
最終日の今夜は涼しかったけれど。
明日から10月で、34歳の折り返し地点を過ぎるところ。33歳までの人生とは違った新しい景色が見えている。ゆっくりと秋を感じられる時間が少しでも多くあればいいのになと願いつつ、短めの振り返りを終る。
ではまた。