こんばんは。
2月が終わろうとしてます。早いですね。
まぁそもそも今年が2022なのか2023なのか、よく分からなくなることが多いけど。
(そのたびに「自分が32歳になるから2022年だな」っていう経路を辿る。)
そんな2022年2月。
今月は片手くらいの日数しか働かなかった。
というのも、最初の週の土曜日に、ついに我が家にコロナがやってきたから。
まず妻が罹って子が罹って、最後に自分が罹って。
特に大人は3〜4日くらい熱でくたばってた。
自分は39〜40℃くらいの発熱が丸々3日くらい続いた。
起き上がることがままならない感じで、ただただ寝て終わりました。
「家庭の医学」ではないけど、こういうときに何の薬が望ましいとか、そもそも薬を飲むべしかどうかとか、風呂は浸かってええのかとか、判断するための知識を自分は一切持ち合わせていないから、よく解らないものを身体に入れるのは気に入らないなーとか、ついつい自然治癒力(という名の放ったらかし)に任せきりになりました。
高まる熱に対してはとにかく冷えピタで対抗。
それでも2日目くらいから、何となくアセトアミノフェン?が良いのではと思って(浅知恵)、ルルを飲んで何度か解熱してやり過ごしていたら、4日目には落ち着きました。
投薬が正しかったのかどうかはわかりません。
とにかくかれこれ2月の上旬から自宅待機、自宅療養になって、21日まで続きました。
何にせよ自然には勝てない。ということだと思います。
特にコロナだからといって慌てることもなく、ああ来たか、という感じで通り過ぎていきました。
悪い経験ではなかったかな。
ドライブ・マイ・カー 再鑑賞 再感動
昨年唯一(だったかな?)劇場に観に行った映画です。
特典版、約7,000円。
「村上春樹✗西島秀俊✗濱口竜介」という帯書ですが、これはもう買うしかない組み合わせなんです。
再鑑賞して、やっぱり大傑作やなぁと。再感動でございます。
今月のハイライトはコロナに罹ったことかと思いきや、この作品が全部持っていった。
ちゃんと「映画」になってるんです。
※ちゃんと「映画」になってる、というのはMarlowe的にかなり高評価な指標です。
音とか(音はもちろん言葉や言語は、当作品の重要なファクターの一つですが)、光の当たり方、仕草のひとつひとつを1ショット毎に緻密にちゃんと考えてられている作品って、実は稀有で、観ているこちらの背筋まで伸びてくる。
そして、何より素材を引き出す脚本と演出が素晴らしかった。
あと、購入したセットに付属するメイキング。これがまた価値あるディスク。
映画ってほとんど1カット毎に、撮影に切れ目があって、その1カットを収めるために数倍、数十倍の時間をかけた準備があります。
ただ漫然と映画を鑑賞していると、そこにいる人間が役者であることを忘れて(悪いことではないけど)、ただただ作品分の長さだけの時の経過しかありません。
でも、映画が映画として完成するための準備と後工程を考えれば、そこには途方も無い時間がかかってる。
特にこの作品は、撮影以外の時間が多い。ある程度映画を消費している人が観れば何となく分かるはずです。
これだけ原価率の高い商品って無いです。
自分が素人なりにも映画撮ってたことも思い出して、創作ってやっぱり楽しいなぁと、身体が思い出した。
──「はい、よーい……スタート!」
この自分の第一声で収める1ショットずつの張り詰めた空気感。
身体がいつまでも覚えてる。
演者の演技に集中して、光の当たり方に集中して、変な音が入ってないか集音に集中して、ピントに集中して……アマチュア中のアマチュアなので、撮影後に誤魔化す技術もないし、撮影の瞬間がほとんど全てなのです。
いざリテイク、やり直しをしようにも天気や演者、スタッフのご機嫌は少しずつ確実に移ろいゆくものだし。
かのクリント・イーストウッドは1テイク目が一番素晴らしいという考えの持ち主ですが、一理あると私も感じます(だからイーストウッド大好き)。
あー、楽しかったなぁ。
(この大学時代の「あー楽しかったなぁ」を思い出して酒を飲んで、自分の作品とメイキングを観返すなどしちゃうのです。)
実家にグリーンバック張ったこととか、スタバのテラス席で延々と煙草吸いながら脚本書いてたこととか、撮影日に遅刻しそうな同期や後輩にモーニングコールかけたりとか……たくさんの思い出が芋づる式に蘇ります。
──うーん、もっと頑張ろ(っていう結論にいつも至るのですね、ええ。)
サンガ強い
話がぐっと変わるけど、我らがサンガ。
評論家の開幕前の順位予想ではどれもJ2降格の筆頭株ですが、評論家は分かってないなぁと。
大胆にも5位フィニッシュ、ということを予想しておきます。
横浜、川崎、鹿島、名古屋、からの5位です。
おそらく日本中で最も高い順位を予想してるのは私でしょう。
ちなみに開幕戦は、FUJIFILMカップに勝った(事実上日本一の)浦和レッズに勝ちまして、初っ端からの見事なジャイキリです。
内容でも負けてなかった。
その後のルヴァン柏戦と第2節セレッソ戦にも勝ちはしなかったけどいずれも1-1のドロー。
あっさりした完敗がない、というのはチームとしての土台がある程度出来上がってるからでしょう。
J1で戦える集団になっています。
開幕戦にも行こうかと思ってたし、今年は満を持してのファンクラブにも入会しましたが、自宅療養中なので大人しくDAZNで観戦。
なにはともあれ毎週の週末が楽しみな2022年です。
習慣をもう一度
自分のなかにある最も古いモットーはGood habitである。
という話はこのブログを立ち上げたときに書いたことですが。
4月の32歳を前にして、もう一度、習慣を見直します。
宣言しておかないと、なかなか難しいんですよ。
習慣をどうのこうのするっていう内容だけではなくて、才能って何なんだろうと、改めて考えてみようよ、という主題でもありました。
才能には作り出せるものもあるよ、って。
理と情でいうところの、理で生きるコツ、みたいなものもあったり。
「最も難しいのは他人を操作することではなくて、自分を操作することだ」
そんな風に悟った(つもりの)高校時代が思い出された。
悪しき習慣をこつこつと断っていって、生まれた余白にsomething betterを取り入れることに着手していこう。
そう考えると、この2月に罹ったコロナはそんなに悪くないウィルスだったと思うな、あらゆる習慣がリセットされたから。
そろそろ異動(かも)
今の職場ではかれこれ4年同じ部署にいて、通例ではそろそろ異動。
32歳にして、同じ会社で初めての5年目です。
そろそろ初めての人事異動です(たぶん)。
別に新しい仕事が楽しみというわけではない。
でも環境が変わるのは大好物。
適応しようというエネルギーは自然と生まれるものだし、それは何となく活力が増したような錯覚を生むだろうし。
ただ、人との出会いには全く期待してないんだよな。
まだ会わぬ他人に対する期待感がすっかりなくなってしまったから、今ある繋がりを細く長くできればいいかなと(これ、ソーシャルディスタンスという言葉で片付けておく)。
もう人間関係は広がらなくていいやってことです。
つまり、Marloweは中年の域に片足をずぼっと突っ込んでるということ。
そろそろ花粉が舞う、ということは年を重ねるということ
明日で3月です。
4月になればすぐ誕生日です。
ぼちぼち気温も上がってきて、花粉の気配を感じるからこそ気づくことです。
また歳を重ねて、32歳になりそうです。
高校1年生までの人生を2倍した年齢です。
こう考えると、これ以上学ぶことなんて無いのではないかと思いがちですが、32年間のうち、乾きかけの雑巾を絞るように自分の限界に挑戦したのはきっと2〜3年くらいでしょう。
そう考えると──自分の人生の9割くらいは「手抜き」なんだなって思わずにはいられない。
きっとそうなんだろうな。
器用さとちょっとした地頭でやり過ごせるから9割が手抜き。
これじゃあちょっと駄目だな、と思う。
だし(だし?)、3月からギアを上げていくよ。
※このブログは2年間ずっとこんな感じで頑張る詐欺を続けてますが、今度こそは。
3月が転機の3月となるようがんばります。
それではまた。