2021年11月の振り返り(後編)

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実るほど頭を垂れる稲穂かな

こんばんは。

今月はちょっとした(ほんとにちょっとした)転機の月になったので、2回に分けて振り返っています。

転機というか、結果的には「転機になりそうでならなかった」のですが。

前回の投稿のとおり、転職しようか悩んでた、ということです。

「転職」って大きな決断のようですが、私にとっての転職は「機種変」くらいのものだと捉えていました。

目移りしたらそれが終わりのとき──そんな感覚で何の未練もなく2度、転職してきました。

そういうこともあって、転職ってのは正当な努力をすれば、それでいて極度の背伸びをしなければ、大体イケるもの、と思っています。

しかし、今回は結局のところ踏み留まりました。

転職するモチベーション……というか「理由」。

大げさに言えば「大義」がなかったんですね。

現在3社目における4年目、それも同一部署における4年目ということで、マンネリ感が否めないなぁと、そしていざ異動に関する調書を出すにも「(部署はたくさんあるのに)行きたい部署ねぇぞ、書くとこねぇぞ。ほんまにここでサラリーマン続けててええのか?」という状態だったのです。

結果、転職しよっかな〜〜ん〜〜〜〜(定期)という状態だったわけです。

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ま、とりあえずワークライフバランスを最優先(維持)しようぜ、という結論。

まぁひとまずは「現状維持」という選択肢をチョイスしました。

Marloweにとってはこれ、割と珍しい選択です。

……ただ、私Marloweも31歳で、決して若くはありません。

現状維持を選んだらそれが最後で、あとは惰性で流れ行く人生(良くも悪くも)ということは大いにあり得ます。

ということで、現状維持という選択に対してもそれなりのリスクを感じています。

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七五三に行くなど。

まず大前提として、何か「独力で」大成したいと思っているMarloweです。

そのための余暇時間最大化のため、現状維持を選ぼうかなと。

そして、それはそれで良かったのかなと思います。

つまるところ、私とてもう「晩成」というステージに片足を入れかけているような状況です。(31歳ですけど、思ってた31歳とは違うから。)

転職をしない最大の理由としては、大義のない転職をして承認欲求を満たしている場合ではない。」ということが結論としてあるのかなと。

(すごい倍率の試験を受けて受かろうもんなら、一定の快楽はやっぱり感じてしまうんですよね。ただ、その快楽に価値はないでしょって。)

そんなことでとにかく、今回は(今後は?)転職は、そもそも選択肢として、なし。

この決断が大きな転機だった、ということになります。

20代の頃はぶっちゃけ(死語)抱いた欲求は全部満たそうぜ!というスタンスでしたが、30代になってMarloweも落ち着いてきました。

何が心から欲するものなのか?ということに冷静に、自覚的であれた感じがします。

そして最近──

何日か休みをもらって一人でぷらぷらドライブなどして思索を巡らせているうちに、一つの結論に気づきました。

転職するかしないかというのは自分の幸福度の本質から、(実は)割とかけ離れたテーマである、と。

要は、サラリーマンしているあいだは本質にたどり着けないよな、ということ。

ま、難易度ベリーハードなんですけどね。

今だって、前職や前々職と比べれば(そして世間一般においても)白すぎるホワイトジョブで、ワークライフバランスはこの上ないとも感じていますし、あんまり欲張りすぎるのも良くなくて「足るを知れ」というところではあるんですが。

それでも、こんなに恵まれた環境にあって100%の幸福でないということは、原因はもっと根源的なところにあって、根深い問題として自分のアイデンティティと結びついている、ということです。

Marloweはこの問題を解決するために、自分の(勘違いも含めた)可能性を徹底的に潰していく本質的な日常(ほんまもんの試行錯誤)が必要なんだよな、ということです。

とりあえず、中途半端な転職モードだった自分をゴミ箱に追いやって、2021年が終わるまでに良いサイクルで日常を送れるようにトライしてみます。

皆さんの師走が平穏で万全で、良い年を迎えるための準備ができるものでありますよう。

それではまた。